2025年5月にGoogleは「Material3 Expressive」を発表しました。 Material3 Expressiveは、これまでのMaterial Designとは異なる、より感情に訴える表現力豊かなUIを目指すデザインスタイルです。 曲線的な形状、大胆なモーション、新たなカラーシステムなど、ビジュアルのアップデートは魅力的ですが、 「プロダクトに導入するのは難しそう」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。 本セッションでは、Material3 Expressiveの背景や思想を紹介しつつ、 Jetpack Composeで使えるコンポーネントの実装例を通して、 UIがどのように変わるかを比較します。 さらに、様々なアプリケーションをMaterial3 Expressiveで実装し、 どのようなユースケースに向いているのかを検証します。 Googleのリサーチ結果や自身の検証結果を踏まえ、 Material3 Expressiveの導入可否を判断するための観点やチーム内での議論ポイントも整理して紹介します。 このセッションを通じて、「Material3 Expressive、ちょっと試してみようかな」と思えるきっかけを提供できればと思います。 具体的なセッション内容は以下を予定しています。 - Material3 Expressiveとは Material3 Expressiveとは何か、どのようなリサーチがされてデザインされたのかなど、 Material3 Expressiveに関するバックグラウンドについて説明します。 - Material3 ExpressiveのComponent一覧 Material3 ExpressiveでアップデートされたComponentを、実装コードと一緒に紹介します。 - Material3とMaterial3 Expressiveの比較 同じUIをMaterial3とMaterial3 Expressiveを使って実装し、 体験や印象がどのように変化するかを比較します。 - Material3 Expressiveの適したユースケース Expressiveが機能する例・機能しない例を、様々なジャンルのアプリを作って比較します。 - Expressiveを導入するための判断軸 チームで「Expressiveを採用する・しない」を議論するための観点について述べます。
chuka STORES株式会社
- Jetpack ComposeでのUI実装に関心のある方 - Material3 Expressiveに興味がある方 - Material3 Expressiveの導入を検討している方