あなたのアプリは大画面対応、できていますか? Android 16では画面の向きやアスペクト比の指定が無視されるため、ほぼすべてのアプリで大画面対応が不可欠となりました。 加えて、Android XRデバイスのようにスマホやタブレットを遥かに上回る表示領域を持つ新デバイスの登場により、大画面対応の重要性は一層増しています。 私たちが開発するU-NEXTアプリは、日本のVODアプリとして初めてGoogleから「Large screen differentiated」に認定されました。 これは、Googleが定義する「Large screen app quality」の3段階評価のうち、最も高いレベルです。 本セッションでは、「Large screen differentiated」対応から得られた知見を元に、既存のアプリをどのようにして「大画面対応」へと進化させるかを基礎から応用まで丁寧に解説します。 既存アプリを改善したい中上級者の方はもちろん、Androidアプリ開発初心者の方にも役立つ内容です。 セッションで取り上げる主なトピック: - Android 16での画面向き・アスペクト比指定の仕様変更 - Googleが定義する「Large screen app quality」の概要、「Android XR app quality guidelines」との関係性 - Configuration changeを考慮した設計と実装 - Viewベースのアプリにおける大画面対応の戦略 - Jetpack Composeを用いた柔軟な大画面対応 - 「Large screen differentiated」認定を目指した、更なる大画面対応
tomoya0x00 Android Engineer
- 大画面非対応のアプリを大画面対応したいAndroidアプリ開発者、デザイナー - Viewベースの既存アプリを大画面対応させたいが、どこから手を付ければよいか悩んでいるAndroidアプリ開発者( 例:「Compose化を優先すべきなのか、それともViewベースのまま大画面対応すべきなのかを悩んでいる」) - Android開発を始めたばかりで、大画面対応の基本を理解したいAndroidアプリ開発初心者