2025 年、Android はオーディオレイテンシーの改善は進んだものの、音楽やオーディオアプリケーションのエコシステムにおいて依然として iOS に大きく遅れをとっています。AndroidやGoogle Play ストアには iOS や App Store と比べて足りない部分がたくさんあります。ここで巻き返すべきでしょう!このセッションでは、Android プラットフォームでオーディオアプリのエコシステムをどう構築していくかを探っていきます。 Android 上で「勝つ」だけでは不十分です。Android 自体が勝者となることが必要です! このセッションの目的は、2025 年時点での Android オーディオの現状や課題を整理し、課題解決に結びつく方法を探り、競争力あるエコシステムへのロードマップを提示します。そして、この録画セッションを、世界中の Android オーディオアプリ開発者にとっての「権威あるリファレンス」にしましょう。 本セッションを通じて以下のことを理解していきます: 音楽・オーディオアプリのしくみ全般:インストゥルメントとは?DAW とは?MIDI(および MIDI 2.0)とは何か、そしてそれらがどのように関係しているのか? リアルタイムオーディオ処理とは何か、それがなぜ重要なのか? モバイルプラットフォームはどこが違うのか?既存のデスクトップ向けの解決策が十分でない理由は何か? Apple がこれまでプラットフォーム上で達成してきたこと Audio Unit v3 や Audio Workgroups はどう機能するのか? Logic Pro for iPad向けのアプリはどう実現しているのか? Android のオーディオとメディア API の現状はどうなっているのか? AAudio/Oboe、MIDI API、AudioTrack をはじめとする Java API、Jetpack Media3、Android 16 で新たに導入された DSP など Play ストア上の音楽アプリ どのようなソフトウェアが求められているのか?:アプリ(DAWのようなインストゥルメントやクリエイティブなアプリ)、プラットフォーム機能、アプリ開発エコシステム(ライブラリなど) (DroidKaigi実行委員会による翻訳)
atsushieno androidaudioplugin.org
音楽・オーディオ技術に関心のある中級レベルの Android アプリ開発者(セッションではほとんどコードや API の詳細には踏み込みません)