非同期処理を含むユニットテストの設計・記述は、Android開発において最も煩雑で属人的な工程の一つです。本セッションでは、JetBrains AI Assistantを活用し、テスト設計の発想からモックの注入、テスト実装の生成、さらには改善提案までのすべてをAIに委ねてみるアプローチにより、開発速度やテストカバレッジの向上、コードの一貫性の担保などに役立つか検証します。 対象は、Roomによる永続化処理と、WorkManagerによる非同期バックグラウンド処理。エンジニアは仕様とゴールのみを指示し、テストの意図、前提、データ設計、アサーション設計をAIが担う構成です。 AIはもはや「補助者」ではなく、「自律型テスト設計者」となれるのか? という問いに、実演と失敗の検証をもとに答えていきます。 構成 1. テスト作成の課題 2. JetBrains AI Assistantのコンセプトと設定方法 3. 実践①:RoomのDAOテストをAIに依頼 4. 実践②:WorkManagerのテスト設計をAIに依頼 5. AI設計の限界と回避策 6. 自律型開発補助の次なる可能性
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・Jetpackアーキテクチャでのテストに課題を感じているAndroidエンジニア ・テスト戦略や設計をAIに委ねたいと考えているモダン開発者 ・JetBrains製品によるAI主導型開発に興味のある方