モバイルを超えて:React NativeでAndroid AutoやAndroid TVアプリケーションを構築する

React Nativeはモバイル開発で広く採用されていますが、他のAndroidプラットフォームで活用している開発者は少ないのが現状です。本セッションでは、React Nativeを用いて、従来「完全にネイティブ開発が必要」とされてきた Android Auto や Android TV 向けアプリに挑戦し、そうした常識を覆す手法を紹介します。 モバイル以外のAndroidにおける独自の技術的制約を検証し、これらのギャップを埋めるためのフレームワークを提示します。これにより、React Native開発者はプラットフォーム固有の深い知識がなくても、スムーズに大画面や車載ディスプレイ向けアプリケーションを構築できるようになります。このアプローチは、React Nativeの開発効率を維持しつつ、特殊な入力方法(音声コマンド、D-padナビゲーション)やプラットフォーム固有のUI要件をサポートします。 実践的なデモを通じて、Android TVのLeanback APIやAndroid AutoのメッセージングインターフェースをJavaScriptに公開するカスタムネイティブモジュールの実装方法、4Kディスプレイ向けに最適化されたレンダリングの作成方法、および接続が限られた車載環境でのリソースの効率的な管理方法を学びます。 このセッションの終了までに、スマートフォンにとどまらず、より広いAndroidエコシステムにおいてReact Nativeのスキルを拡張するためのツールキットを手に入れ、クロスプラットフォーム開発の新たな可能性を切り開くことができるでしょう。このソリューションはReact Nativeの New Architectureに基づいて構築されており、JavaScriptフレームワークでは不可能だと考えられていたこれらのプラットフォームにおける高パフォーマンスを実証します。 (DroidKaigi実行委員会による翻訳)

  • Aashima Wadhwa AI Software Engineer, ScotAI


概要

  • 日時 2025.09.11 / 14:20 ~ 15:00 (40min)
  • 場所 Ladybug
  • 言語 英語 (日本語通訳あり)

対象者

Android TVおよびAndroid Auto向けアプリの構築を目指す、モバイル開発経験のあるReact Native開発者。

Android is a trademark of Google LLC. The Android robot is reproduced or modified from work created and shared by Google and used according to terms described in the Creative Commons 3.0 Attribution License. Android、Google Play、Google Play ロゴは、Google Inc. の商標です。
これまでのDroidKaigi

© 2014- DroidKaigi Committee